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クロノスの盤
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2009-08-21 [Fri]

BLOGのデザインを変えてみました。
サイト開設以来ずーっと同じテンプレートを使ってきたので
さすがに飽きてきた(苦笑)。
新デザインいかがでしょうか?
前のと比べてかわいらしい感じかな?

ところで事務連絡を。
コミケ前に通販予約を申し込まれた方には
すべて通販のご案内を差し上げております。
まだメールが届いていない!という方は
お手数ですが再度お問い合わせくださいませ。


さて、ここのところ本屋さんに行きまくりで
ガツガツ本を買っております。
今日読んだのはこちら。

『軌道エレベーター 宇宙へ架ける橋』
石原藤夫・金子隆一 ハヤカワ文庫

最近マイブームの軌道エレベーター(宇宙エレベーター)ものですが
こちらは小説ではなく、解説書。
軌道エレベーターの原理や素材、建設方法、技術などが
専門知識のない人間にもわかりやすく書かれています。
方程式なども出てきますが、必要最低限のものだけで
読んでてそこで躓くということはありません。

軌道エレベーターの実現には解決すべき多くの問題が
あるわけですが、重要なのはなんといっても素材です。
一方で軌道エレベーターの課題は科学的な問題だけではない。
技術面がクリアされたとして、ではどこにエレベーターを作るか。
実はエレベーターを造ることができる地球上のポイントはそう多くない。
赤道上のガラパゴス諸島、そしてモルディブ諸島。
この2地点になるという。
これは地球が完全な球体をしていないため、
重力場の安定してる地点が限られているからだとか。

うーん、これは難しい問題になりそう。
どの国だって自国の領土に宇宙への玄関が欲しいですよね。
ガラパゴス諸島かモルディブにエレベーターができたら
世界から人が集まってくるわけで、
もの凄いお金が動くことになる。
一般の人が宇宙へ出て行く時代になっても
地上で領土争いやってたらアホみたいだな。
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2009-08-17 [Mon]
今日から会社。
休んだような休んでないような夏休みだったなー。
冬コミの申込みも無事に済ませました。
しばらくはのんびりして本やらビデオやら漫画三昧したいです。

ちなみに今読んでるのは貴志祐介の『新世界より』。
新書版でなんと953P!!!
背表紙の厚さ計ったら4センチ超えてた…。
これを通勤に携帯しているせいで、
私のバッグは他にほとんどモノが入りません!!
なら持ち歩くのやめろよ…ってとこですが、
電車の中は自分にとって貴重な読書時間。
挫けるわけにはいかない(苦笑)。

貴志祐介はちょこちょこ読んでる作家です。
有名なのは、映画になった『黒い家』『ISOLA』『青の炎』でしょうか。
私は『天使の囀り』『クリムゾンの迷宮』あたりが好みかな。
エンタメのツボを心得て書いてる作家なので読みやすいです。

その次に読もうと思ってるのがアーサー・クラークのSF『楽園の泉』。
『幼年期の終わり』『2001年宇宙の旅』に並ぶ代表作ですが、
宇宙エレベーター建設について書かれたものなので興味を惹かれました。
宇宙エレベーターというものを初めて知ったのが、
クラークの『3001年終局への旅』です。
地上と静止軌道上のステーションをエレベーターで結んでしまおうという
驚きのアイディアなんですが、
これが現実にできたら、特別な訓練をしなくても
一般の人がどんどん宇宙に出ていけますよね。
カーボンナノチューブの技術が登場したことで
宇宙エレベーターが現実的になってきたそうですけど、
完成はきっと自分が死んだ後だろうな~。


拍手のお返事は続きから。
2009-02-09 [Mon]
現在原稿中でございます。
というわけで、目処がつくまであまり出てこれないと思います……。

原稿やってる時って通勤中、脳内でネタを転がしてるんですね。
それでなんとなく形を取ってきたら一気に吐き出すって作業をするんですが、最近本をザクザク買い込んでしまったもんでネタ転がしより読書ばかりしてます。(←オイ!)
SFばかり読んでる昨今なんですが、小川一水の『老ヴォールの惑星』は良かったなあ。
甘さと儚さが入り交じった読後の余韻が忘れられない。
そして今さら?ですがアーサー・クラークの『幼年期の終わり』を読む。
クラークはかの有名な『2001年宇宙の旅』の原作者ですが、『幼年期の終わり』は2001年シリーズに並ぶ傑作です。
とても胸を打たれる物語でした。
自分は2001年~よりも好きかもしれない。

読書はほどほどに?原稿も頑張ります。
2009-01-27 [Tue]

新刊の原稿、始めました。
最初のシーンがちょっと書きにくいところで、なかなか苦戦しております
ここを過ぎれば……!


先日買い込んだSF『天涯の砦』(小川一水)を読了。
読後、いろんなことを考えさせられる話でした。

ストーリーは単純です。
宇宙ステーションで壊滅的な事故が発生。
ステーションはめちゃくちゃに破壊され多くの犠牲者が出るが、そのなかで奇跡的に生き残った者たちがいた。
彼らはデブリとなったステーションの残骸のなかで生きのびるために必死の行動に出る…というサバイバルものです。

これを読んで宇宙で人間が「生きる」ということの難しさ、危うさ、怖さをつくづく感じてしまいました。
人間は空気がなければ生きていけない。
そして宇宙には空気がない。
空気だけでなく、人間が宇宙で生存するためには多くの条件が必要です。
宇宙に行くためには、地球上にある人間が生存するための環境をそこで作りこまなければならない。
物語ではステーションが破壊され最も重要な生命維持システムに危機が生じます。残った人間もかろうじて気密を維持した区画に留まることができたからで、壁一枚向こうの隣室は空気が流出して真空だったりする。
そんななかで、生き残った人々が知恵を出し合いその状況を好転させようと行動するわけですが…。


ミュウのことをふと考えてみました。
ブルーやジョミーはこういう危険とはまったく無関係だよな~と。
彼らは身体のまわりにシールドを張れば、宇宙服もつけない姿で宇宙空間だって自在に飛び回ることができる。
シャトルの窓に張り付いたトォニィを見た人間が驚愕してましたけど、あれは当然の反応ですよね。空気もない宇宙に生身でいられる人間なんてありえないのですから。
あれを見たらミュウを「化け物」と思っても無理ないと思うな。
ミュウは人類の亜種だけど、もはや別の種族だと考えた方が自然かもしれない。

宇宙で人間が生存するということ。
これが「天涯の砦」の重要なテーマでもあるわけですが、いろいろ触発される内容でした。

2008-12-21 [Sun]

今日はあったかいですねー。
窓開けはなって掃除してても全然寒くない!
来週のコミケのお天気はどうでしょうか?
去年はたしかかなり暖かかったんですよね。
外並びしてても全然苦痛ではなかった。
しかし過去には大雪になったこともあり、この時期の天気は本当にわかりません。
ヤフーの天気予報見たら、28日は晴れ、最高気温11度、最低気温3度…だそうです。コミケは朝が早いので防寒対策はしっかりと!ですね。

原稿終わったのでドラクエ三昧~~イェ~!
まだまだ最初の方ですが、サクサク進めています。
サボテンボールの集団に取り囲まれてボコられ全滅しましたが…。

ゲームばかりではなく、本も読んでますよー。
いま読んでいるのは『ホモセクシュアルの世界史』(文春文庫)。
内容は至って真面目なのですが、ホモセクシュアルから西洋文明を語るという切り口がおもしろいです。
トロイ戦争の英雄アキレウスが実はものすっごい美少年で、親友パトロクロスと同性愛関係だったことがアイスキュロスの悲劇に描かれているなんて知らなかった。
古代ギリシアでは「ギリシアの愛」=同性愛を意味したとか。
アイスキュロスってたしか大学時代に英語の購読でやった覚えがあるけれど、こういうことを知っていれば勉強に身が入った気がする…(←おい!)
古代~近代まで網羅している内容なのでかなりボリュームがありますが、興味のある方は是非どうぞ。
ところでこれ、日本史版も出ないかな~。


あ、事務連絡を。
新刊の通販予約、お取り置きのご連絡をいただいた方には順次返信させていただいてます。返信がない!という方は申し訳ありませんが、再度お問い合わせくださいませ。
予約、お取り置きはまだ受付中ですので、お気軽にどうぞ~。
なお、既刊分についての申し込みも受付しています。
よろしければどうぞ!
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肩コリの激しい字書きのオタク。
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