夏コミが終わるまで手を出せなかったハリポタ最終巻。
やっと読み始めましたー。
一日雨だったのもあって一歩も外に出ずハリポタ三昧。
なんとか今日中に読破できるかな?
これまで読んできたなかではやっぱり『アズカバンの囚人』が一番好きでしたね~。後半のどんでん返しが凄かったし、感動的なシーンもあったし。
シリウス・ブラックって人気キャラみたいですね。
映画でシリウスをやったゲイリー・オールドマンはちょっと自分のイメージとは違いましたが。
ずっと読み進んできたシリーズもとうとう完結かと思うと感慨深いです。
週末はちょっと遠出しておりまして…炎天下のなかを歩いたら足が日焼けしてました!
サンダルの跡がついてる…
ところで、今日は本のお話を少し。
『地球へ…』の同人をやるようになってから宇宙関係の本を読むことが多くなりました。
イメージがあると書く上でとても助けになるので、写真集は特に好んで読んでいます。
スペースシャトルから見た地球とか、探査衛星が撮った太陽系の惑星とか、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた外宇宙の数々の銀河や星雲とか、本当に美しいものが多くて飽きずに見てしまいます。
最近読んだものでおもしろかったのは、スペースシャトルの日本人宇宙飛行士、野口聡一さんの『宇宙日記』。
ディスカバリー号での15日間のミッションを写真と文で紹介している内容なんですが、初めて宇宙へ出た人間の感想や驚きがとても素直に綴られていて興味深かったです。
野口さんいわく、シャトルの窓から見る地球はきれいだけどそれは所謂「景色のきれいさ」だと。
でも船外活動で宇宙空間に出たとき、まさに「そこに地球がある」という感覚をおぼえたそうです。
自分と地球が一対一で対峙している。
地球の圧倒的な存在感に深く心を動かされ、この思いを自分はずっと伝えつづけなくてはならないと、野口さんは書いています。
ほんのわずかな大気のヴェールがすべての命を守っている---地球の美しさはそんな儚さにあるのではないかと、雄大な地球の写真を見ながら思いました。
見てみたいなー。宇宙から地球を。
自分が生きてる間に宇宙旅行が可能になるとは思えないけど…。
拍手のお返事はつづきから。
野阿梓の小説『月光のイドラ』を読んでいます。
ずいぶん前にネット古書店でゲットしたのですが、他の本を読んでいたので、しばらく放置状態に。そちらを読み終わったので、やっと『~イドラ』の番になったわけです。
野阿梓はSFを書いてる作家さんで、自分が好きなのはレモン・トロツキーを主人公にした『武装音楽祭』や、『バベルの薫り』など。文章表現が巧みで、更にボキャブラリの豊富さはいつも勉強になります。
ところで『~イドラ』ですが、いきなり凄い耽美小説的な展開でぶっとんだ。
こういうのって耽美って言うのかJUNEって言うのか、BLって言うのかわからんのですが(←同じことか?)、今までこういうのを書く人じゃなかったので驚き・・・。
出勤途中の地下鉄のなかで読んでたんですが、どんどん濃厚なエロ展開になっていくものだからちょっと慌てた。うぉおお~~い。(←?)
自分、菊池秀行の魔界都市シリーズも読んだりするんですが、あれもいきなり裸女のHイラストがばばーん!と登場したりするから、車内でページめくるときアセるんだよな・・・
『月光のイドラ』では流麗な文章と縦横無尽のボキャブラリでエロシーンが紡がれていきます。
堪能いたしました・・・>野阿先生!