2009-08-19 [Wed]
休み中に観た映画『ノウィング』。
終了間近だったのですが、ちょっと興味あったので観られて良かった。
(ネタバレ全開です。ご注意!)
終了間近だったのですが、ちょっと興味あったので観られて良かった。
(ネタバレ全開です。ご注意!)
一言で言えば、太陽のスーパーフレアが発生して地球が炎上壊滅。
それにより人類滅亡というお話。
ですが『アルマゲドン』やら『ディープ・インパクト』的なSFパニックものを
想像するとちょっと違う。
どちらかというとホラーとかオカルトなテイストでした。
そしてありがちな「皆の力で大惨事を防いだぜ!イェー!」てなことも
ありません。人類は滅亡します。(ただ、救いはある)
主人公が物理学者(ニコラス・ケイジ)なのですが、
彼がこの事態の真相に近づくのは、決して科学的な立場からではない
というのがちょっと新鮮だった。
主人公の息子の小学校で50年前に埋められた
タイムカプセルが開けられる。
そのなかにあったのはびっしりと数字が書き連ねられた紙。
主人公は偶然、その数字が、惨事の起きる日日、犠牲者数、
その事故の発生する場所の緯度・経度を表していることに気づく。
それらはすべて50年前に予言された未来の事件だった。
主人公は更に、その一番最後に、そう遠くない未来に
人類が滅亡するという予言を発見してしまう・・・
この映画は、地球炎上というカタストロフィより
予言の数字の謎を解いたり、予言を書いた少女を探したり、
さらに主人公の息子を狙う謎の黒服男たちの存在…
といったホラー仕立てのストーリーの方がメインでした。
古ぼけた廃屋に忍びこんでいくところなどかなり怖かったです。
未来を知ってしまった人はどんな行動に出るか。
頭がおかしいと思われても、惨事を防ぐために行動する
主人公が悲しい。
結局、スーパーフレアは防げず、人類は炎上する地球と
運命を共にするわけですが、
そこに関わってくるのが、選ばれた子供を地球から脱出させ、
人類の再スタートをさせようとする謎の存在。
昔のデビッド・ボウイみたいなルックスの連中が
主人公の息子を迎えにきて、
ガラスの宇宙船に乗せて崩壊前の地球を離れるわけです。
この謎の存在の正体はわからないまま話は終わる。
でも、子供たちを迎えにきて空に導いていく時、
彼らの背中に羽のような(そう見える)イメージが
作られていたので、聖書的なモチーフは当然あると思う。
クラークの『幼年期の終わり』でいうオーバーロードみたいな存在かな。
滅亡エンドとはいえ後味が悪いわけではなかった。
主人公の息子と、同じく選ばれた少女は新しい惑星に降り立つ。
二人の前に広がる世界はCG全開でちょっと安っぽい映像でしたが、
ウサギを連れた 二人の子供が希望に満ちた顔をしていたのが救いでした。
それにより人類滅亡というお話。
ですが『アルマゲドン』やら『ディープ・インパクト』的なSFパニックものを
想像するとちょっと違う。
どちらかというとホラーとかオカルトなテイストでした。
そしてありがちな「皆の力で大惨事を防いだぜ!イェー!」てなことも
ありません。人類は滅亡します。(ただ、救いはある)
主人公が物理学者(ニコラス・ケイジ)なのですが、
彼がこの事態の真相に近づくのは、決して科学的な立場からではない
というのがちょっと新鮮だった。
主人公の息子の小学校で50年前に埋められた
タイムカプセルが開けられる。
そのなかにあったのはびっしりと数字が書き連ねられた紙。
主人公は偶然、その数字が、惨事の起きる日日、犠牲者数、
その事故の発生する場所の緯度・経度を表していることに気づく。
それらはすべて50年前に予言された未来の事件だった。
主人公は更に、その一番最後に、そう遠くない未来に
人類が滅亡するという予言を発見してしまう・・・
この映画は、地球炎上というカタストロフィより
予言の数字の謎を解いたり、予言を書いた少女を探したり、
さらに主人公の息子を狙う謎の黒服男たちの存在…
といったホラー仕立てのストーリーの方がメインでした。
古ぼけた廃屋に忍びこんでいくところなどかなり怖かったです。
未来を知ってしまった人はどんな行動に出るか。
頭がおかしいと思われても、惨事を防ぐために行動する
主人公が悲しい。
結局、スーパーフレアは防げず、人類は炎上する地球と
運命を共にするわけですが、
そこに関わってくるのが、選ばれた子供を地球から脱出させ、
人類の再スタートをさせようとする謎の存在。
昔のデビッド・ボウイみたいなルックスの連中が
主人公の息子を迎えにきて、
ガラスの宇宙船に乗せて崩壊前の地球を離れるわけです。
この謎の存在の正体はわからないまま話は終わる。
でも、子供たちを迎えにきて空に導いていく時、
彼らの背中に羽のような(そう見える)イメージが
作られていたので、聖書的なモチーフは当然あると思う。
クラークの『幼年期の終わり』でいうオーバーロードみたいな存在かな。
滅亡エンドとはいえ後味が悪いわけではなかった。
主人公の息子と、同じく選ばれた少女は新しい惑星に降り立つ。
二人の前に広がる世界はCG全開でちょっと安っぽい映像でしたが、
ウサギを連れた 二人の子供が希望に満ちた顔をしていたのが救いでした。
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HN:
喜多村かなん
性別:
女性
自己紹介:
肩コリの激しい字書きのオタク。