映画『2012』

原稿が煮詰まってるので、逃避のためやって来ました。
ふぅうううう…まあだいたい予定通りの進行状況ですが
早く完成させて自由になりたいですっ！
とはいえ、入稿したらまたコピー本やるんですけどね…

原稿中は極力ＴＶを見ないようにしているので
ビデオ録画が溜まる溜まる…
先日ついにＤＶＤレコーダーに「残量僅か」なんてアラームが
出ちゃいましてね。
けっこう容量があるタイプなのに、こんなの初めて見たよ。

録画封印とはいえ、『ＪＩＮ』は毎週欠かさず見てます。
なんか微妙に腐女子方面を意識してるドラマに見えるんですが
私の気にしすぎですかね？？？
イケメン王子アーサーが出てくる『魔術師マーリン』は
録りだめしてる状態。
入稿したらめいっぱいイケメンのアーサーを楽しむよ～。

あ、昨日、今日と拍手をくださった方、ありがとうございました。
あと少しという状況ですが頑張ります。


ところで先日見た映画の続き。
話題の『2012』です。
ネタバレＯＫな方は続きへどうぞ！

『2012』

『インディペンデンスデイ』『デイアフタートゥモロー』の
エメリッヒのパニック映画。
惑星直列が太陽に影響を及ぼし、スーパーフレアが起きる。
発生したニュートリノが地球の核に影響を及ぼした結果……
という地球滅亡・人類滅亡モノ。

VFXによる地球崩壊の映像が凄い！と聞いてましたが
たしかに凄かった。
大都市の地盤はズタズタに割かれ、
薄っぺらい板のように浮き上がって沈んでいく。
現在の映像技術の極致を見せられたような感じでした。
巨大客船が津波に横転していくシーンなど
重量感を感じさせる映像は迫力満点。

ただ物語部分がどうもいただけない。
主人公の一家四人が大混乱のなか、恐るべき生命力と
運で生き延び、最後には中国奥地にある避難用の船にまでたどりつく。
地割れが走ってるなかを小型機で飛び、倒れてくる巨大ビルの間を
すり抜け…火山弾が降りまくりなのになぜか直撃は無。
映画なので仕方ないのかもしれないけど、
災害シーンが凄いだけに、何があってもそれをすりぬけてる一家の姿が
しまいには笑えて仕方なかった。

あと、ラストが自分はどうも納得いかなかったです。
地殻が不安定になって全世界が崩壊したわけですが、
大津波（なんとヒマラヤ越え）をやり過ごしただけで
すべてが終わった、助かった！ってのはどうなんでしょう。
夏に見た『ノウィング』が同じようなスーパーフレアネタで
きっちり人類滅亡させてたので、その対比がちょっと気になった。
別に滅亡すりゃいいってわけじゃないですが、
地殻変動が沈静化した理由がよくわからなかった。

映像はたしかに迫力があるので、
興味のある方は大画面で見るのをオススメします。